トンキョンkarasuと世界

トンキョンkarasu 三船敏郎
トンキョンkarasu









トンキョンkarasu 黒澤は、1948年の『醉いどれ天使』にはじまり、1965年の『赤ひげ』まで計16本の映画に三船敏郎を起用し、頻繁に主演として使った。この時期の黒澤作品は「三船無くして黒澤は無く、黒澤無くして三船は無い」とでもいうべき、スター俳優とスター監督との幸福な関係に支えられているといってよい。黒澤は「三船君は特別の才能の持主で代わる人がいないんだ」と語っている。

黒澤の世界的な評価と同時に三船も「世界のミフネ」として海外で広く知られる存在になっていった。

「赤ひげ」を最後に黒澤は三船を使わなくなり、そのため2人の関係は様々に取り沙汰されることになる。